[197]チベット交流会
◆歌手:ナムギャル・ラモ 8歳のころより、TIPA(チベット舞台芸術研究所)に学び、若くしてチベットオペラのリードシンガーとなりました。 同研究所と共に欧米を巡演しました。その後オランダに移住し、2000年「ガンチェンパ」を結成しました。 映画「セブンイヤーズ・イン・チベット」の中でもその歌声を聞くことができます。 今年3月に、初のソロアルバム(Songus from Tibet)を出しました。
現在、彼女は、古い歌やメロディーを採集し、伝える活動も行っています。 今回は、彼女自身によるダムニェン(チベットの弦楽器)による伴奏で、チベットに伝わる民謡、オペラ、古典などの曲を披露します。
◆ナムギャル・ラモさんよりのメッセージ 日本で、私たちの音楽を紹介するチャンスを得られたことを光栄に感じ、わくわくしています。 私たちの音楽は、シンプルですが真摯です。また、私たちの歌のテーマとして、みなさんと私たちが共に分かち合い、日本でも馴染み深い、仏教の賛歌がしばしば見られます。 さらに、仕事歌、旅行歌、愛を讃える歌や恋の歌などもあります。 現在、私たちの祖国(チベット)での音楽と唱法は、中国の介入後、すべての形式に中国の形式が賦課されたことで、元来の形を失いつつあるという危機的な状況ですが、来日にあたって、私たちのその貴重な音楽の文化を、みなさんと分かち合いたいと願ってます。
10月26日(日) 午後3時開演 会場:旧岡田家住宅内酒蔵 (みやのまえ文化の郷 伊丹市立伊丹郷町館) 兵庫県伊丹市宮ノ前2−5−8 電話:072−772−5959 約問合せ先:ナムギャル・ラモ来日コンサート実行委員会(担当・川辺) 090−3922−9778
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2003年10月08日 (水) 12時26分
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